
SNSで大ブームを巻き起こした「100日後に死ぬワニ」。
もともとアップして数話の時点でバズり、
日々フォロワー数を伸ばして行ったこの4コマ漫画ですが、
60話を超えたあたりからバラエティ番組や果てには朝の情報番組で取り上げられ、
SNSの枠を超えた世界中の大注目作品となりました。
そして多くの人が注目する中、
ついに最終話がアップされましたね・・・
しかし、この最終話にはセリフがない描写も多く、
様々な憶測が飛び交っていたり、
「結局どういう意味だったの?」
と途方に暮れる人がいたりしています。
ということで、今回は大ブーム4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」の
最終回が何を意味しているのかについてまとめました!
きくちゆうきさんのwikiプロフィール!経歴も!
まずはこの大人気4コマ漫画を手掛けた作者についてみていきましょう。
この漫画の作者は「きくちゆうき」という名前で活動してる漫画家さんです。
(写真引用:公式サイト)
名前 | きくちゆうき(本名のようですが感じは不明) |
---|---|
生年月日 | 1986年 |
年齢 | 34歳(2020年) |
出身地 | 東京都 |
きくちゆうきさんは本名で活動しているようですが、
漢字は非公開となっています。
オーソドックスな漢字を当ててみると、
「菊池」「菊地」「勇貴」「祐樹」「勇気」などがありますね。
下の名前こそバリエーションが豊かですが、
苗字はそれほど漢字が多くないので「菊地」「菊池」のどちらかではないでしょうか。
きくちさんは公式サイトを持っていて、
そこの情報によると、4歳の時点でクリエイティブの才能があったようで、
当時作成した輪ゴムと空箱で作ったギターが認められ、
壇上で褒められるほどの出来栄えだったそうです!
さらに、10歳の頃からすでに絵を描き始めており、
中学の時には机の落書きが怒られるどころか褒められたそうです笑
うん、そういう頭の柔らかい先生好きですよ!
きくちさんの最終学歴は定時制の高卒で、
出身地である東京都内の工芸高校のインテリア科をご卒業されています。
この選択からして、
もともとデザイン関係の仕事に興味があったのではと推測できますね!
さらに前職についてもわかっていて、
以前は印刷会社に勤めていたようです。
退職の理由は明らかになっていませんが、
もしかして印刷会社での仕事が思いの外、
自分が求めていたデザイン業と遠かったのかもしれませんね!
でも、「100日後に死ぬワニ」の4コマ漫画って、
もしかすると印刷会社での経験が生きてのことかもしれませんね。
新聞や雑誌に4コマ漫画はよく登場しますし、
もしかしたら会社に所属している間にも
手掛けた作品があったかもしれませんね!
趣味でmixiに絵を投稿することは続けていて、
それをみたイベント企画者からオファーがあり、
絵の展示を行ったそうです。
そこから一気に活動の幅が広がり、
退職して27歳にしてイラストレーターとして独立されたそうです!
きくちさんは今34歳なので、
独立してから7年という異例の速さで
超超超特大級の大ヒット作品を生み出したわけですね!
100日後に死ぬワニを全話読みたい!実体験話って本当?
「100日後に死ぬワニ」ですが、
これはきくちさん自身の実体験話なんだそうです。
きくちさんの公式サイトにはこのように記載があります。
20歳、悟空であり、一緒にプリクラ撮りに行ったりした友達が事故に遭い亡くなる。
めちゃくちゃ泣く。
数ヶ月落ち込む。
ある時、何か出来ないかと思い、絵をまた描き始めた。
つまり、この作品は社会に「あたりまえの愛おしさ」を
訴えかけるメッセージ漫画でありつつ、
亡き友人への追悼漫画でもあるわけですね。
これを知ったらなおさら泣ける・・・
過去にきくちさんは、
「友人がワニくんで自分がネズミくん」
と発言していました。
ネズミくんもこの漫画の中で結構なキーマンだと思うのですが、
自分を客観視して見つめ直すというのは、
大切な友人だったからこそ辛いことだったと思うんですよね。
それを14年の時を経て、
当時を色褪せさせずに漫画として残すなんて、
本当に深い友情と愛情を感じますよね!
さて、この「100日後に死ぬワニ」ですが、
この4コマ漫画はSNS漫画なので、
Twitterやインスタグラムから全話無料で閲覧が可能です。
しかし、SNSだと連続して読みづらいということ、
さらにこれだけの人気が出た作品であるため、
少年サンデーの出版会社による単行本が出版されました!
日本中が見守った100日間、待望の書籍化あたりまえ。だから、愛おしい。
1匹のワニの、なんでもなくて、かけがえのない
毎日の記録をぜひお楽しみください。Twitter 累計1000万いいね!超えを記録した100日間の本編に加え、
0日目や100日後の後日譚など、ここでしか読めない
描きおろしも28ページ収録!
100日当日の朝に、
きくちさんは「スッキリ!」に生出演されていました。
そのときMCの加藤浩次さんに
「『100日後に死んだワニ』でみんなが立ち直る漫画が読みたい」
と話していました。
つまり、後日譚。
単行本ならその後日譚が読めるわけですね・・・!!
書き下ろしも入ってボリューミーな136ページの超大作となっているようなので、
これは早々に在庫切れして増版が決まりそうですよね。
100日後に死ぬワニの最終回の結末は?
「100日後に死ぬワニ」は、
2019年12月12日に1日目が投稿されました。
そこから毎日1話ずつ20時にアップされ、
ついに来るべきXデーである2020年3月20日を迎え、
無事完結の運びとなりました。
その気になる最終話はこちらでした。
最終話はこれまでの4コマではなく、
全部で16コマ相当の絵が描かれています。
ラストのさくら舞う見開きページがなんとも切ない・・・
なんだか本当に胸にくる素晴らしいラストでしたね!
このラストについて、
SNS上では色々な声が上がっています。
普通に「感動した!」「悲しい!」「愛しい!」という
ストレートな気持ちをぶつける声が多いですが、
「ネズミくんが轢いてしまったの?」
「ひよこを助けた変わりにワニくんが死んでしまった・・・」
というショックを受ける声などなど色々ありました。
ざっくりですが、
SNS上で上がっている最終話の考察についてまとめてみると、
・ワニくんがひよこを助けて死んだ(100話描写と伏線3話から)
・ワニくんが歩きスマホで桜を撮っていたら事故死した(100話描写から)
・ネズミくんがワニくんを轢き殺してしまった(100話描写から)
・ネズミくんのLINEに気を取られてワニくんが事故死した(100話描写から)
・実はネズミくんが死んでいて、瀕死のワニくんを迎えに行った(100話描写から)
などです。
そんな中で個人的な見解も踏まえながら、
最終話が意味するところについてみていきたいと思います!
まず大事なのは、
この漫画はきくちさんの実体験話がもとになっているということです。
20歳の時に亡くなった友人をワニくん、
当時の自分をネズミくんとして描いています。
ということは、
おそらくワニくんの彼女や犬ともぐらなど、
当時の仲良しグループの登場人物がそのまま描かれているものと思われます。
となると、「ネズミくんがワニくんを轢き殺してしまった」というのは違うかなと思います。
「ワニくんが歩きスマホ」「ネズミくんのLINEに気を取られて」については
作者であるきくちさんのみぞ知る情報ではありますが、
少なくとも事故の瞬間にLINEのトーク画面が開いていたことは事実です。
そして、ワニくんが皆での花見に遅れていたということも事実。
もしかしたら、ワニくんは遅刻していることを謝罪するか、
今どこであとどれくらいで到着するのかをLINEしようとしていたのかもしれませんね・・・
そしてもう一つ気になるのがひよこの存在です。
実は3日目、第3話でも助けているんですよね。
横断歩道をちゃんと渡っていることを考慮すると、
このヒヨコさんは犬や猫といった動物ではなく、
小さな子供の可能性が高いのではないでしょうか。
そして、亡くなった菊池さんの友人というのが、
4歳からの大親友なわけですが、
幼稚園でドラゴンボールごっこをする時は悟空役をしている、
いわゆる中心的存在というか、
存在感が強いリーダー的な存在の人物と思われます。
もしかしたら正義感も強く、
過去に何度か子供を助けていて、
事故にあった日も子供を助けてお亡くなりになったのかもしれませんね。
あとはネズミくんが死んでいる説ですね。
これは「100日後に死ぬワニ」の漫画がネズミくん視点で描かれていることから、
100日後にネズミくんが死んだことで視点が終わるということ、
ネズミくんが最終話で「迎えにいく」と話したことから考察されたものです。
しかし、「ネズミくん=きくちさん」なので、
ネズミくんが死亡説はないかと思います。
もともとネット上では色々な考察が飛び交っていましたが、
実際はきくちさんの意図しないものであったりもしていたようですので、
今回のこの考察も「ネズミくん=きくちさん」を見落としていた人による
深読みしすぎて至った考察内容と思われます。