岡本社長(吉本)の会見動画!内容と処分撤回の理由は?
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22日、吉本興業の岡本社長による記者会見が行われました。

その注目の会見動画はこちらです。

気になる会見の内容について、みていきましょう。

吉本興業が反社会的勢力のスポンサーであったことに関する釈明

これはハッキリと否定しましたね。

吉本興業がスポンサーをしたのは、
入江氏が企画したイベントの2013年のこと。

その際、吉本では反社会的勢力調査はしっかりと行い、
クリーンなイベントであることを確認して、
スポンサーになった、と明言しています。

対して、宮迫たちがイベントに参加したのは2014年。

さらに、イベントのタイトルも違うとも指摘しました。

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パワハラ発言の釈明

なんと驚いたことに、
お前らテープ回してへんやろな
という衝撃の発言は冗談だったとのことです。

社員も弁護士も全員部屋から出して、
5人だけになった室内で、
こんな密室で社長が何を言うのか、
と構えているタレントに対しての発言ですよ?

そんな緊張感ほとばしる場で出たあの発言。

どう考えても場を和ませる冗談にはならないでしょうに・・・;

クビ」「連帯責任」といった発言に対しては、
家の中で、身内に対して怒っていた感じの感覚だった
と回答しています。

ちょっと無理があるかな、と思います。
社長として、実際に力を持つ人間の発言なのですから。

ダウンタウンの松本は、
言葉に横暴さが出ることがあった」と話していましたが、
まさにその通りだなと思います。

ちょっと空気が読めない上に、
日常的にパワハラすれすれの発言をしているのでしょうね。

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隠蔽工作への釈明

ちょっとここが、記者の質問と会話が
全く噛み合ってなくて非常に分かりづらかったのですが、
要するに、

・隠蔽の意図はなかった
・納税などの手続きに追われて後回しにしていた
・事実確認がハッキリしないまま会見はできないと思っていた

ということだそうで。

宮迫と田村は、とにかく
嘘をついていたことを謝りたいから会見を開きたい
と言っていたのに対して、ちょっと噛み合ってないように思います。

謝りたいだけの会見であれば、
「事実に関しては記憶が曖昧な部分もありますので、引き続き調査します」
で、先に謝らせてあげたらよかったのに。

わざわざ嘘をつく期間を引き延ばすことにメリットがあるとは思えません。

当初「もらっていない」としていたものが「もらった」ということになり、
現場がとんでもない衝撃を受け、パニックになったと話しています。

隠蔽の意図はなかったけれど、
さらにこれがまたひっくり返ったりすると、
関係各所に多大な迷惑をかけることになるから、
全てがハッキリするまでは沈黙を、
というのが会社の方針だったようです。

・・・現在調査中です、じゃダメだったんですかね?

まずは謝罪会見して、
後々、事の詳細がわかったらもう一回会見、みたいな。

今回、双方の言い分を聞いている限り、
それが一番良い方法だったんだろうな、と思います。

宮迫・田村の処分撤回について

まだ本人たちとは話していないようですが、
宮迫の契約解除を全面撤回することを決定しているようです。

田村に関しては、会社としては契約解除はしていない、としつつも、
本人としては「契約解除されたと思っている」と話していたことを出しつつ、
処分は撤回する、と話しました。

ただし、これは2人の気持ち次第になります。

これだけの溝が簡単には埋まるとは思えませんが、
松本(ダウンタウン)が間を取り持つなどして、
なんとか一度話をすることにはなるのでしょう。

田村に関しては事務所に対して
不信感が、不信感しかなくなってしまった
と言っているので、難しいんじゃないかなぁと思いますが・・・

明石家さんまも岡本社長にも直接、
2人を契約解除にするなら、俺が手伝ってやってもいいか?
と許可を取っており、
明石家さんまが2人、ひいては2コンビを
引き受ける可能性は高いんじゃないかと思います。

闇営業問題で謹慎中の芸人の処置

謹慎中の芸人については、謹慎継続となるようです。

ただし、今までのように無期限というわけではなく、謹慎期間であったり、
謹慎中にどのような活動をするのか、
さらに、宮迫たちのように会見したい人に対する
会社としてのフォローアップについて、
現場で話し合われているとのことです。

ただ、会見の質疑応答でよくわからなかったのが、
宮迫と田村の処分撤回の内容です。

宮迫と田村の「謹慎」処分も撤回されるのか?
という質問に対しては、
宮迫の契約解除を撤回する、としながら、
謹慎処分に関しては、
「2人と話し合える場があるなら、」
ばかり繰り返しており、
会社として謹慎処分を続けるのか、
処分を丸ごと撤回にするのかは明言されませんでした。

の芸人が謹慎継続なので、
宮迫たちも吉本に残るのであれば謹慎継続だとは察しますが、
ちょっと社長の日本語が迷子だったので、
言質は取れませんでしたね^^;

自身の進退と吉本興業の今後の改革について

自身の進退については、

・社長は引き続きやっていく、
・会長と共に、年俸を50%カットにする

とのことでした。

これだけの騒動で社長は辞任すると思っていただけに、
年俸カットで続ける意思を示したので驚きました。

会社の今後の方針としては、
タレントファースト」を貫く、とはしていますが、
具体的な施策などは特に語られることはありませんでした。

しかし会見を通して、
岡本会長は全体的に的外れなのかなと思いました。

会見は原稿を読み上げる形ではありましたが、
記者からの質問に対しては的外れな回答ばかり。

話が下手というレベルじゃありません。
会話ができていない・・・^^;

さらに、
「おまえら、テープ回してないやろな」
という発言は冗談であった、と言い、
それが信頼関係を壊す要因になったことを全く自覚していなかったり。

記者は諦めて「もう大丈夫です、ありがとうございました。」と質問を切り上げ、
最終的には見かねた副社長である藤原氏が回答を引き継ぐ場面も・・・^^;

ちょっと現状は「この人に付いていきたい」と思わせる社長の器ではないのかなと思います。

他の芸人さんは、社長のことどう思っているんだろう・・・

今回の騒動で、
「会社がこのまま変わらないなら辞める」
と話している芸人がチラホラ見受けられます。
最初はダウンタウンの松本から始まって、
ハリセンボンの春菜であったり、加藤浩次であったり。

辞めるとまでは言わなくても、
事務所に対して苦言を呈する芸人さんは多かった印象があります。

むしろ事務所を庇う発言をした芸人さんは居ただろうか・・・?
いなかった気がする・・・

それを見る感じだと、
今がいかに「タレントファースト」からかけ離れているかがわかりますね。

発言であったり、スタンスであったり、
今一度見直して、周囲からの厳しい声も真摯に受け止めて、
良い社長・良い会社になってくれると良いですね。

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