
元号が平成から令和に変わり、
福岡県太宰府市にある「坂本八幡宮」が多忙を極めました。
その結果、宮司さんと氏子さんが寝込むことになり、
GW連休明けの5/7からは、
記念撮影用の額縁貸し出しと
御朱印の授与が当面見合わされることとなりました。
今回は国を挙げてのお祝いムードの改元になったとはいえ、
過労で寝込むほどとは・・・!
改めて今回の改元の影響力を思い知らされますね。
改元に伴い時代ゆかりの神社へ
「令和」が万葉集の「梅花の歌」から引用されたことで、
「梅花の宴」が開かれたとされる、
大伴旅人の邸宅があったとされるこの神社が
この時代にゆかりがある神社となりました。
祀られている神様は「品陀和気命(応神天皇)」で、
全国2万以上の社に祀られている「八幡さま」のことです。
・国家鎮護
・殖産興業
・勝運招来
といったご利益があるそうです。
平成の時代は国中で災害が多かったので、
国家鎮護はぜひ効果があってほしいものですね・・・!
通常の500倍もの参拝客
連日5,000人以上の人が詰めかける中、
宮司さん、氏子さんたちが参拝客の対応にあたっていたのですが、
ご高齢ということもありついに限界が。
令和初日のニュースで宮司さんへのインタビューがありましたが、
「多くなるだろうとは思っていましたが、
ここまでとは・・・想像を絶する参拝者数ですね。」
と答えられていました。
普段は常駐している宮司さんはおらず、
1日あたり10人〜20人ほどの参拝客だったということなので、
250~500倍もの増加です。
これは普通に考えて
臨時の少人数体制では回していけないですよね^^;
まずは体調の回復を最優先に、
これから再び参拝客への持て成しができるような態勢を整える方針だそうです。
宮司さん、氏子さん、
ぜひお大事に・・・!
御朱印授与の再開はいつごろ?
今の所、いつ御朱印の授与が再開されるのかについては
公式では明言されていません。
しかし現在、
今後は土日・祝日のみ対応する
という方針が有力な検討内容だそうです。
そう考えると、
せっかく訪れる参拝客の気持ちを慮って、
比較的早い時期の週末での再開されると予想されます。
しかし、このままでは
土日・祝に参拝客が集中するのは必須でしょう。
根本的な解決としては、
常駐できる宮司や氏子の存在が必要です。
さらに、今は駐車誘導を含め、
参拝に関わる全てを氏子さんたちが対応しているため
負担が大きいということもありますので、
他にも色々なことをサポートできるだけの
人員増加が求められるのではないでしょうか?