セキュリティ・キャンプ2019が募集開始!内容や参加するメリットは?【学生必見!】
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近年、国を挙げて情報セキュリティ教育の向上に力が入れられてきました。
その一環として、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主催となって
「セキュリティ・キャンプ」と呼ばれる全国大会が
2004年から毎年行われてきました。

セキュリティ・キャンプとは?

学生に対して情報セキュリティに関する高度な技術教育を実施し、
次代を担う情報セキュリティ人材を発掘・育成する

ということを目的として2004年から毎年開催されているイベントです。

2日間日程で、講義や演習をみっちり詰め込むことによって、
短期間で劇的なスキルアップを図ります。

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主催しているだけあって、
講師陣は業界の第一線で活躍される方ばかりです。

そして、何より参加費が無料です・・・!
参加費だけでなく、交通費・宿泊費・飲食も無料なので、
金銭的な事情で参加できない学生を含め、
すべての学生を平等にフォローアップしていると言えます。

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内容・今年の特徴は?

セキュリティ・キャンプの内容を見るには、
過去のタイムテーブルを見るのが一番です。

2018年のセキュリティ・キャンプのタイムテーブルはこんな感じでした。
2018年のセキュリティ・キャンプのタイムテーブル

初日に情報セキュリティに関する講義があって、
2日目に選択したコースに応じた講義・演習がみっちり詰め込まれています。

タイムテーブルもみっちりですが、
内容もかなり濃厚なものとなっています。

今年の特徴としては、
まず、1日目は皆同じカリキュラムで進みますが、
2日目は専門性と多様性を深めるために、
2種類のコースが用意されています。

  • 選択コース
  • 集中開発コース

選択コースでは、
自分が学びたい分野のトラックが4種類用意されています。

  • 脆弱性・マルウェア解析
  • 開発と運用
  • バラエティ
  • フィジカル

この中から興味があるものを1つ選択して学ぶことができます。

集中開発コースでは、

  • 標準ゼミ
  • 標準ゼミ(ジュニア向け)
  • システムプログラミング
  • アンチウィルス実装

の4つから選ぶことができます。

小・中学生向けのジュニアコースも用意されているなんて、
時代の流れというか、
日本のIT普及率の高さを感じますね。

今年は、2019年8月13日(火)~ 17日(土)の日程で組まれており、
場所は東京のクロス・ウェーブ府中(東京都府中市日鋼町1-40) というところで開催されます。

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参加するメリット

専門性が高い分野なだけあって、
ITについてよくわかっていません!
という方は参加選考の応募課題に苦戦することでしょう。

しかし、もし参加することができれば、
2日間で大幅にスキルアップできることは間違いないですし、
セキュリティ分野の第一線で活躍している人とのコネクトができたり、
自分と同じようにセキュリティを学びたいと思っている仲間ができます。

こういった濃いイベントで一緒に学んだ仲間って、
イベント期間がたとえ数時間のものであったとしても、
意外と後々まで関係が続いたりするものなんですよね。

ゆるーく、でも必要な時にがっつり仲間に戻れるというか。

定期的に連絡を取るまでもなく、
今はSNSで繋がっているだけで有益な情報が入ってくる時代ですからね。

講師陣も業界の第一線で活躍されている方ばかりですし、
直接話を聞ける、質問もできるというのは非常に勉強になります。

こんな人が参加オススメ!

セキュリティ・キャンプは、
がっつりセキュリティについて学んでいる人だけが対象ではありません。

今後、世間的にもセキュリティ強化の流れがどんどん加速していきます。

その流れに乗るために勉強したい!
社会に出て即戦力になりたい!
というガッツがある人であれば、
研究分野は問わず応募できるようです。

講義を受けられるだけの基礎知識は必要ですが、
どちらかというと積極的に学ぶ意欲があることの方が重要視されているように思います。

ちなみに過去にセキュリティ・キャンプに参加した人は、
再度参加することができません。
しかし、そんな人のためにセキュリティ・ネクストキャンプが用意されています。
2回目以降の参加はこちらに参加しましょう!
セキュリティ・ネクストキャンプ公式ページ

基本的に、
参加に迷うということは、

参加したいけれど、あと一歩が踏み出せない

ということだと思います。

その「あと一歩」が、
時間や場所といった都合によるものなのか、
精神的な都合によるものなのかは人それぞれでしょう。

しかし、私の経験上、
思い切って飛び込んでみると、
迷っていたことが信じられないくらい楽しめることが多いです。

なので、多少強引に都合を解消してでも
とりあえず参加してみる
というのは大事なのかなと思います。

学生のうちに、参加できるものには積極的に参加して、
学べるものは学んでおき、
繋がれる人とは繋がっておく、
というようなフットワークの軽さが、
今後の長い人生を切り開くための秘訣になると思います。

応募の締め切りは2019年5月27日(月)16:00までとなっています。

興味がある方は、このチャンスを見逃さないように!

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