
中国の武漢で新型肺炎コロナウイルスが猛威を奮っています。
そんな中、1月29日朝にチャーター機第一便による日本人の帰国が行われました。
今回帰国したのは206人でしたが、
なんとその中の2名が国際医療研究センターでの検査拒否を行ったのです・・・!
すでに28日にはじめて国内でのウイルス感染が確認され、
これから日本でのパンデミックも不安視される中、
武漢からの帰国者が検査拒否・・・
これに巷では不安が広がっています。
なんで拒否?それなら帰って来ないでほしいよー(;_;) もし感染してたらどうなるかって考えないのかな?何故なのか理由が知りたい。#検査拒否
— 楓 (@kaedeaki10) January 29, 2020
検査拒否はやめてほしい...
何の理由か知らんけど、これでワッと拡大したらどうするの...?過激に言うのはあまり好きじゃないけど流石に事の重大さを分かってほしいわ...
死ぬ可能性もあるんよ...?コロナウイルス、怖い!😱
— ☃️ふえぇ...☃️ (@sDwOBpmDNEqP7yM) January 29, 2020
この検査拒否した2名が検査を拒否した理由はなぜなのか、
どこに住んでいる人なのかについて調査しました!
武漢から帰国した第一便の206名の症状や感染は?
今回、中国武漢からの政府チャーター便による日本人帰国者が
日本に到着したのは、1月29日の8時40分ごろです。
飛行機を見るとANAですね!
今回帰国したのは全部で206名。
そのうち5名は飛行機内で咳や熱などの症状があり、
政府指定医療機関にて精密検査を行ったところ、
現在は陰性が確認されました。
機内で症状がなかった199人も国際医療研究センターに検査に行って検査をし、
検査後は経過観察ということでホテルに入られたそうです。
しかしそのうち7人が熱などの症状が確認され、
すぐに入院しながら精密なウイルス検査を行った結果、
30日朝の検査結果により、
うち3名に新型肺炎の感染が確認されました。
残りの人たちは病院からホテルに戻りながら、
引き続き経過観察をしていくようです。
専門家の先生は、
潜伏期間の可能性もあるので、
一回の院生結果で満足せず引き続き
期間をおいて検査をするよう勧めているそうですが、
この方達は「自分が感染源になることが怖い」と思ってくれている人たちなので、
仮にホテルから自宅へ戻ったとしても、
マスクをしたり無闇な外出を控えたり、
何かしら生活に気をつけてくれることが期待できます。
しかし、検査を拒否した2名に関しては・・・
ちょっと本当に怖いですよね。
連日どのメディアでも取り上げられており、
すでに中国では100人を超える死者が出ている新型肺炎。
当然中国でも大問題になっていますし、
武漢の街並みは人気が全くなくなっている異常事態です。
だからこそ日本政府はチャーター便を出したわけですし、
第一便で帰国できた人というのは、
滞在することで感染のリスクが最も高く
すぐにでも帰国した方が良いと判断された人たちです。
リスクが低い人は第二便以降に回されていますので、
今回帰国した第一便の帰国者は全員検査するものと思っていたのですが・・・
なお、飛行機内や帰国後も関係者から、
長時間にわたる必死の説得があったようですが、
それでもその2名は検査を拒否されたようです・・・
これに対して安倍総理は30日に「大変残念」と発言しています。
不安が広がる国内からは、
・説得じゃなくて強制してほしかった
・残念で済まない
・これで感染が広がったらどう責任をとるつもりなのか
といった厳しい声が連日、
議会や一般市民からの声からも上がっています。
検査拒否した理由はなぜ?
この2名が検査を拒否した理由については
公式メディアからは明らかにされていませんが、
いくつか想像で理由は考えられます。
まず、楽観的な人であるということ。
自覚症状がなく、
「健康体だから自分は大丈夫だろう」
「今検査しても陰性は確実だから、症状が出たら病院にいこう」
と考えているパターンですね。
しかし、これは非常に身勝手な理由です。
研究結果によると、
今回猛威を奮っている新型肺炎コロナウイルスは、
潜伏期間中でも感染の可能性があるということがわかっています。
たとえ無自覚だったとしても、
実は潜伏状態の可能性がある人が普通に生活してしまえば、
無自覚のまま立派な感染源としてウイルスを配布してしまうのです。
だからこそ、自分がそうならないために帰国者のうち199人は
今現在症状がなくても国際医療研究センターに行って検査を行い、
その後もホテルにて自主的に経過観察してもらっているのです。
しかも、そのうち7人は経過観察の途中で症状が発症し、
再度ウイルス検査を行ったところ感染が確認されているわけです。
この3名が検査を受けなかった2名と同じように
検査拒否をしていたとしたら、
もっと感染被害は拡大していたことが必至です。
でも、検査を受けて経過観察をしていたから、
発症後すぐに隔離して感染を未然に防げたというのに・・・
もし仮に検査を受けなかった2名が潜伏期間中の感染者だったとして、
そこから感染が広がった場合はさらに激しい追求や、
下手すれば吊し上げが行われるでしょうに、
そういったことを予測できなかったものでしょうか・・・
次に考えられるのは、
国際医療研究センターが空港から遠いことです。
政府が強制でないにしろ、
国際医療研究センターでの検査を強く推奨していますから、
十中八九、空港には国際医療センター行きの
直通臨時バスが用意されたものと思われます。
なので、乗り継ぎなどの面倒はなかったと思われますが、
国際医療研究センターがあるのは東京の新宿区ですので、
時間にすれば30分かかります。
そこから199人分の検査を行うわけですから、
かなり長い時間拘束されるということは想像できます。
検査拒否した2名は、
こういった時間的な拘束を嫌った可能性もありますね。
さらに、真偽のほどはわかりませんが、
一部の情報では「人権」「プライバシー」「倫理」を盾にとって
検査を拒否されたという噂もあります。
自宅どこ?近所だったら怖い。
自分の住所を公開するくらいの勇気ないなら検査受けろや。
プライバシーとか倫理とかそんな下らんこと言っとる場合じゃない。
そんなんで命は守れない。
高須院長も言ってましたが、命あっての人権ですよ。#検査拒否— ミジンコ (@nFAVsVJVdIa1Eg6) January 29, 2020
これが本当だったとしたら、
ちょっと「人権」「プライバシー」「倫理」の捉え方を間違えられていますよね^^;
日本でのパンデミックを防止するための危機管理対策として、
政府は検査を強制しても誰も文句言わなかったと思うんですが・・・
しかし、これについては日本政府や安倍総理が発表した、
「法的効力がなく、人権の問題もあり踏み込めないところがある」
といったコメントが関係している可能性もあります。
長時間の説得でも検査を嫌がった2名に対し、
政府が「人権」「プライバシー」「倫理」の面から強く出られなかった様子が、
そのまま2名の言い分にすり替わって捉えられた可能性があるわけです。
実際に検査拒否した2名から「人権」「プライバシー」「倫理」
といった単語が出たという確定情報ではないようですね。
さらに実は今回帰国した方達には
検査の有無に関わらず2つの選択肢がありました。
一つは同じ武漢から帰国した人たちが宿泊するホテルに経過観察で宿泊するか、
自宅に帰るか、という選択肢です。
多くの人たちは家族や周囲の方達に万が一があってはいけないため、
少なくとも潜伏期間と言われる2週間の検査結果が出るまでは、と
検査を受けた全員の199人がホテルに宿泊しています。
しかし、今回検査を拒否した2人については、
すでにご自宅に帰られたということです。
家族がいたとしたら、怖くないのでしょうか・・・
政府はこれに対して「自宅で2週間の外出を控えるように」
と説得をしたということですが、
これもただの口約束で法的効力がないので、
守ってもらえるか怪しいところですよね・・・
検査拒否した武漢帰国の2名はどこの人?
現在、政府チャーター便第一便による帰国者の中で
国際医療研究センターに行かなかった2名の情報は公開されていません。
しかし、Twitter上ではどこの人なのかと話題になっています。
検査拒否なんて選択肢あるの?
「検査しない」「では家まで送りますね」で終わり?
逆に自分なら早く検査してくれ!と思いそうだけど…
とりあえずその2名はどこに住んでる方か教えてもらえます?政府が何もしないから国民は自分で家族守るしかないんです。— たーちゃん (@mamtms1) January 29, 2020
その周辺を避けたいという気持ちがあるからですよね、
私もできればその方たちの生活圏からは離脱したいです・・・!
検査拒否した2人にどんな事情があったのかはわかりませんが、
日本国内には大切な家族や知人友人を持つ人たちがたくさんいます。
せめてホテルに泊まってくれればまだ安心でしたが、
まさかの自宅に帰っちゃいましたからね・・・
今の所、帰宅した人物についての発表はありませんが、
全国民の自衛のためにも発表して欲しいものです・・・
さらに夜のニュースで検査拒否をした人がいると報道されると、
Twitter上ではこの2名を特定する動きがさらに活発化しています。
ネット上では特定を急ぐスレッドなども立っていて、
Twitter上でも常に「検査拒否」「ウイルス検査拒否」「検査拒否 住所」「検査拒否 特定」といった単語がトレンドワードにあがっています。
住所特定して欲しいのは不安だからです。晒し上げて叩いて笑い物にしたいんだじゃないんです皆。通勤圏内だったら?その人がスーパーにいたら?
曖昧な情報ばかりで不安です手洗いうがい マスク アルコール
何やっても移りそうだし移ったら死んじゃいそうで怖いんです#検査拒否#新型肺炎
— パーシー (@Y0t3Crp1u) January 29, 2020
この方のコメントは非常にみんなの気持ちを代弁しているように思います。
別に笑いものにしたいわけじゃない、
けれど、自分や大切な人が中国で多くの死者を出す病に感染するかもしれないという不安があるから、
せめて危険地帯を明らかにして欲しい、という思いを持つ人が多いわけですよね。
もし仮に「人権」「プライバシー」「倫理」を理由に検査拒否をしていたとすれば、
それが原因で名前や職業、顔画像などが流出する可能性が出てくるなんて皮肉な話ではありますが、
やはり安全管理の面から言っても住所だけは公表してほしいと思う人が多いようです。
情報が秘匿されるからこそ、
こういった特定の動きが活発化することにもつながりますし、
何より今回の件では検査していない人が
どこにいるかもわからずに解き放たれるのはリスクでしかありませんから、
政府にはぜひとも都道府県だけでも発表をしてほしいですよね・・・