
10月22日、ついに令和天皇の即位礼正殿の儀が執り行われました。
台風20号、21号が近づく中、
パレードが急遽予定されていた日でも予備日でもなく、
新たに設定された全く異なる日に延期になるなど、
当日の天候などが心配されていました。
関東では生憎の雨となり、
雨の中儀式は行われましたが、
ニュース番組everyで中継を行なっていた藤井アナは
「画面に映るほどの雨が降っているようです。
しかし、これはこれで静けさが際立っていますね。」
と前向きにコメント。
確かに・・・!
儀式では三種の神器である「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」が
奉納されていた熱田神宮から儀式のために天皇の元へと持ち出されました。
「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」は伝承によると
天空に群れ雲を発生させる剣とされています。
儀式当日、剣が持ち出されると関東が雨となり、
熱田神宮がある愛知県が快晴になったことから、
「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」の伝説の雨ではないか、
という声がSNS上では上がっていました。
天叢雲剣による雨や皇居にかかる虹などが間違いなく現実に起こっている。日本の神話って全てがフィクションではないのかもしれない、と生まれて初めて実感した日です。
— こぐま (@kogumachan_f) October 22, 2019
現在富士山を取り巻く雲が発生中!
これも天叢雲剣効果なのだろうか... https://t.co/w9MaUV2u3Y pic.twitter.com/swljwDXMCt— りんちゃんねる (@Rin_channelv_v) October 22, 2019
一見すると晴れの方がめでたいように感じるものですが、
こうなってみると三種の神器が新天皇即位を祝い、
自らの力を発揮した現象のようにも思え、
よりめでたい気持ちになりますね!
しかも、ちょうど即位礼正殿の儀が始まる頃、
都内では一時的に雨が上がり、
美しい虹がかかるというなんとも神秘的な現象が起きました。
まるで、天が祝福の虹をかけるために降らせた雨だったかのようですね・・・!
即位礼正殿の儀とその関連儀式で天皇皇后両陛下が着用された
服装について、画像付きでまとめました!
赤坂御所ご出発時の服装
午前7時、天皇皇后両陛下は赤坂御所を出発され、
皇居に向かわれました。
その際着用されていたのは洋装で、
天皇陛下はグレーのネクタイに黒の燕尾服、
皇后陛下は白のスーツにパールのイヤリングとネックレスをつけられていました。
賢所大前の儀の服装
賢所大前の儀は、
天皇陛下の祖先とされている天照大神の御霊代として
神鏡を奉安してある「賢所(かしこどころ)」に即位を告げる儀式です。
ここでは返納皇后両陛下とも白い衣に身を包まれました。
即位礼正殿の儀の服装
即位礼正殿の儀が始まると、
あれほど降っていた雨が上がり、
美しい虹がかかりました。
#即位礼正殿の儀
雨が止み、皇居に虹がかかる・・・令和という新しい時代を天も祝福しています。
ちなみに虹は古代中国では天と地を結ぶ竜神の化身
即位礼正殿の儀は神々の世界と人が生きる地上が新たに結ばれた瞬間・・・今日の日、今日という瞬間にまさに相応しい現象だと思います。 pic.twitter.com/AuFxdlyxEa— ドクトルアント(感度3000倍)@狂喜のマッドサイエンチストモデラー (@takuwan00821) October 22, 2019
そんな中、高御座から姿を表した天皇陛下は、
天皇陛下だけが身にまとうことを許される
格式高い黄櫨染御袍を身に纏われていました。
天皇陛下が持っていたのは笏(しゃく)。
頭に被られているのは「立えいの冠」といい、
他の者とは異なり上にまっすぐ伸びている冠になります。
皇后陛下は、高御座より一回り小さい御帳台から、
皇后陛下の象徴である紫のハマナスがあしらわれた
白い唐衣をまとわれた十二単姿でお姿を表されました。
白い唐衣は皇后陛下のみ着ることを許されているそうです。
十二単の赤と緑、白い唐衣とのコントラストが美しく、
皇后陛下にとてもお似合いでしたね^^
頭には黄金に輝くおすべらかしをつけ、
手には「檜扇(ひおうぎ)」という木製の扇を持たれていました。