天皇皇后両陛下が通訳なしで英語が話せる理由|令和皇室の象徴としての在り方
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5月25日から5月27日にかけて、
アメリカ大統領のトランプ氏が国賓として来日しましたね。

令和初の国賓ということで、
天皇陛下のご対応や皇后・雅子様のご病気を心配する声が上がる中、
両陛下は見事な「おもてなし」をされ、
トランプ大統領、メラニア夫人も笑顔で帰路に着きました。

出迎えから歓迎式典、
会見やプレゼント、宮中晩餐会など、
まさに「おもてなし」のオンパレードだったわけですが、
メディアが大きく取り上げたのが、
両陛下の「英語力」です。

通常、会見や晩餐会では通訳を挟んで会話をするものですが、
今回は通訳の出番がほどんどありませんでした。

皇后・雅子様は全く通訳を挟まずに、
最初から最後までご自身の言葉で大統領夫妻と話されたそうです。

この記事では、どうして両陛下がこれほどまでに英語が堪能なのか、
お二人の経歴から見ていきます。

天皇陛下について

天皇陛下のご学歴など

昭和57年 学習院大学文学部史学科ご卒業
昭和58年~昭和60年 オックスフォード大学マートンコレッジご修学
昭和63年 学習院大学大学院人文科学研究​科博士前期課程ご修了​​
平成4年~ 学習院大学史料館 客員研究員​

天皇陛下が英語が堪能な理由

陛下は、天皇家の長男としてお生まれになっています。
つまり、生まれた時から皇太子として、
将来の天皇となることがわかっていました。

そのため、幼少期から様々な学問を習得されています。

また、陛下は、25歳〜27歳の時に、
英名門オックスフォード大学に留学されており、
学生寮でご学友との共同生活をされていたり、
研究分野である「水」に関する発表を行われたりと、
生きた英語を学ばれました。

学問として学ぶだけでなく、
現地で生きた英語に触れることによって、
通訳いらずの英語力が育まれたのですね。

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皇后・雅子様について

皇后・雅子様のご学歴など

昭和60年 ハーバード大学経済学部ご卒業​
昭和62年 東京大学ご中退​
昭和62年 外務省ご入省​​​
昭和63年~平成2年 オックスフォード大学ベーリオールコレッジご留学
平成5年 外務省ご退職

皇后・雅子様が英語が堪能な理由

皇后の雅子様は、
皇太子妃となる前は外交官としてお勤めでした。

さらに外交官となる前は、
米国のハーバード大学で学ばれています。

20代の頃からバリバリ英語を嗜まれてきたということですね。

外交官となられてからも、
様々な国へ飛び回られており、
英語はまさに生活の一部だったわけですね。

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令和皇室が表す「象徴」像

お二人とも海外留学のご経験があったり、
国際的な活躍をされていたからこそ、
通訳なしで外国の方と直接コミュニケーションが取れるのです。

これは、今後ますます国際化社会になっていく時代背景と、
その時代を自らの経験・技術で
一歩ずつ着実に自分の足で渡っていく、
しっかりと相手と向き合って対話をする、という
これからの時代に必要な日本人の在り方のように感じます。

今後ますます海外へのご公務が増えるかと思います。

両陛下が直接各国の人々と言葉を交わせるということは、
生の現地の声を取り入れられるということ。

そして、国内外問わず、
日本の皇室に目を向ける人が増えた今だからこそ、
日本中に大きな気づきと学びを与えそうな予感がしますね。

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